否定でなにが生まれる?

そもそも流れに乗らないと、もうこの話終わっちゃった感もあるなー。

はてなブックマークでの最近の憂鬱
http://fragments.g.hatena.ne.jp/matsukura/20060728/p1
読んでいて気分が悪くなるようなコメントを書いておられる方が一人いらっしゃるのがちょっと辛い。

その後、まさにこのエントリのブクマコメントは、「それは誰だ」と盛り上がったわけだけど、最初誰なのかわからなかった。だが、ついさっき誰なのか気づいた。*1それはやっぱり、自分もその人のコメントを読んで気分が悪くなったからだった。あと、少なからず、先の記事のブクマコメントにヒントがあった。
で、言いたいことがあるのだけど、先日会社で新規案件について、上層部の了解を得る会議があったのだが、実のあるものではなかったようだ。*2
新規案件の可否を決める上層部は、誰が議長ということもなく、全員同列のようで、かつ全員がそもそもその立場以外に仕事を抱えていて、この仕事にあまり気力が無い。その時点で、こちら*3のモチベーションの下がりようったらない。
いよいよ、その会議が始まったところで、議長がいないので、進行はグダグダ。資料を見つつ発する言葉は、否定のセリフ。こうじゃない。あれじゃない。これおかしくない?そして、ついにはこういうのだ。「そもそも、やる意味ある?」それをさっきから説明してたんですが?となるわけだ。こうしたら?こっちのほうがよくない?なんてアドバイスはなく、批判・否定のみ。この状況はなにを生むの?残ったのは、上層部への不信感と下がりまくったモチベーション。担当は相当やる気をなくしてた。
もちろん、逆の人もいるだろうし、甘い、という人もいるだろう。否定するのは簡単。否定が不要とも思わない。でも、もう少し価値のある会議をしないと意味が無い。話し合いって、言い合って終わりじゃないだろうに。
なんかどこかで見た事ある内容な気がする・・・。あ、あれだ。『「へんな会社」のつくり方』にあったんだ。自分の考えなのか、受け売りなのかわからないけど、そうだなあと思った件。

*1:読み方もさっき知った。へえ。

*2:自分は参加していない。主に案件を進めるDが、プレゼンをする場だった。

*3:便宜上、会議には出ていないが「こちら(当事者)」としておく